皆さん、こんにちは！大阪アカデミーで理学療法士国家試験対策を担当している木村です。
理学療法士を目指す皆さんにとって、国家試験は避けては通れない大きな壁ですよね。日々勉強に励む中で、「理学療法士国家試験って本当に難しいの？」と不安を抱く方もいるのではないでしょうか？
実際に、試験範囲は広く、深い知識と応用力が求められます。合格率を見ると、新卒者では80％台後半と高い一方で、既卒者は20～30％台と大きく下がる傾向にあります（参考：理学療法士国家試験の新卒・既卒別合格率（令和2年度～令和4年度））。
この数字だけ見ると、難関試験だと感じてしまうかもしれません。しかし、安心してください！しっかりとした対策を講じれば、必ず突破できる試験です。
今回は、長年、受験生の皆さんを合格に導いてきた経験から、理学療法士国家試験の難易度や合格するための近道について、具体的な勉強法などを交えながら解説していきます。
理学療法士国家試験の概要を掴もう！
まずは、理学療法士国家試験の基本情報を確認し、試験全体像を掴みましょう。
- 試験科目：基礎医学、臨床医学、保健医療、理学療法学概論、理学療法評価学、理学療法治療学、理学療法関連分野、地域理学療法、義肢装具学、運動療法学、物理療法学など
- 問題数：午前100問（マークシート方式）、午後100問（マークシート方式）
- 試験時間：午前150分、午後150分
- 合格基準：毎年変動するため、厚生労働省の発表を確認する
試験範囲は多岐にわたりますが、過去問分析から出題傾向を把握し、効率的な学習計画を立てることが重要です。
理学療法士国家試験の難易度を左右する３つの要因
では、なぜ理学療法士国家試験は難しいと感じる人が多いのでしょうか？ここでは、その要因を３つに絞って解説していきます。
1. 試験範囲の広さと専門性の高さ
理学療法士国家試験は、人体構造、病気のメカニズム、理学療法の知識と技術など、幅広い分野から出題されます。さらに、各分野において、深い理解と応用力が求められるため、膨大な量の学習が必要となるのです。
2. 複雑な問題形式と時間制限
単に知識を問う問題だけでなく、臨床場面を想定した状況判断や問題解決能力を評価する問題が多く出題されます。限られた時間内で、正確に問題を読み解き、最適な解答を選択する能力が求められます。
3. 精神的なプレッシャー
国家試験という重要な試験に挑むにあたって、多くの受験生は大きなプレッシャーを感じます。試験に対する不安や焦りは、集中力やパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があります。
合格率UP！理学療法士国家試験を突破するための３つの戦略
では、これらの難関を突破し、見事合格を勝ち取るにはどうすれば良いのでしょうか？私が考える、理学療法士国家試験合格のための３つの戦略を紹介します。
1. 試験範囲を網羅的に学習する
広範囲にわたる試験範囲を効率的に学習するために、教科書や参考書を徹底的に読み込み、基礎知識を固めましょう。重要なポイントをまとめたノートを作成したり、語呂合わせを活用するなど、自分に合った学習方法を見つけることが大切です。
2. 過去問演習で出題傾向を掴む
過去問演習は、出題傾向を把握し、時間配分の練習をする上で非常に効果的です。間違えた問題は、解説をよく読み、なぜ間違えたのかを分析し、同様のミスを繰り返さないようにすることが重要です。
3. モチベーションを維持し、計画的に学習する
長い受験勉強期間中、モチベーションを維持することは容易ではありません。自分なりの目標設定やスケジュール管理を行い、計画的に学習を進めていきましょう。周りの友人や先生とコミュニケーションを取り、精神的なサポートを受けることも大切です。
最後に：諦めずに努力を続ければ、必ず道は開けます！
理学療法士国家試験は、決して容易な試験ではありません。しかし、正しい勉強法を実践し、諦めずに努力を続ければ、必ず突破できる試験です。
大阪アカデミーでは、経験豊富な講師による質の高い講義や、充実した学習サポート体制で、皆さんの夢の実現を全力で応援しています。
さあ、私と一緒に合格を掴み取りましょう！